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火山ガス研究の意味とは?

火山ガス研究はかつて地球化学の世界で重要な地位にありました.火山ガスは地質年代を通じて地表に放出されているので,火山ガスこそが,大気や海洋を形成した起源物質であると考えられていたのです.この考えは,プレートテクトニクスの発達により,海水の一部がプレートにより地球内部に引き戻されていることが分かってから否定されました.確かに地球の形成初期に大量の火山ガスのような高温の気体が地表を覆い,それが原始海洋と原始大気を形成したのですが,現在われわれが目にする火山ガスは地球表層の物質循環のひとつの側面を見ているに過ぎないことが分かったのです.それでは,いまなお火山ガスを地球化学的に研究する意義とは何でしょうか?この先は,以下のURLに掲載したpdf文書をご覧ください.
http://www.ksvo.titech.ac.jp/~ohba/index.html

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